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2016/04/23 かねふく食堂で沖縄の味「煮付」を食べる!

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沖縄の食堂にて県外から来た友人との会話

2人メニューを見ながら、お店のおばちゃんに
注文する(^O^)/

友人: ソーキそば下さい。

僕 : 煮付け下さい。

友人: 煮付けって、何の煮付?

僕 : えっ?煮付けは煮付けでしょ!

友人: だから、何の煮付けかって聞いてるの!

僕 : 何のって、普通の煮付けさー!

友人: 例えば、サバの煮付けとかあるでしょ!?

僕 : ・・・・・・。


このような経験はありませんか?

日本語で「煮付け」と言えば一つの料理方法で、
例えば「炒める」とか「揚げる」などと同格の、
特定の料理を指す言葉ではありません。

でも、沖縄県民は「煮付け」という調理方法だけ
で料理の内容が頭に浮かぶのです(^.^)

もちろんお店によって多少の違いはありますが。



さて、今回紹介するのは豊見城市高安の
「かねふく食堂」です。



このお店の「煮付650円」も実に種類が豊富!




主役は絶対に外せない三枚肉(豚肉)
準主役級に、豆腐とカマボコが登場し(^.^)
脇を固めるのが、昆布、人参、大根、ピーマン、
コンニャク達です!


味付けは、やや甘めの醤油ベース


三枚肉は大きな奴が2枚(^.^)
食べ応えがあり、文句なしの旨さ!


カマボコもいい仕事しています(^.^)

僕の個人的な意見ですが、この煮付、おそらく
沖縄食堂のメニューの中で、1番健康的なものだ
と思います(^.^)



それにしても、沖縄県民は「煮付け」と聞くと、
なぜこのような料理を思い浮かぶのでしょうか?

遥か遠い過去の記憶を遡ると、
僕が小さい頃、親が親戚などの葬祭事に参加した
帰りに、よく折詰めの弁当を持ち帰ってきました。

兄弟で先を争って食べたものです(^_^;)



その時の折詰め弁当の内容が、食堂の煮付けと
ほとんど一緒なのです。

「煮付け」のルーツは、そんな折詰め弁当にある
ような気がします。

最近は、そんな折詰め弁当もあまり見かけなくな
りました。

今の子供達が大人になった時、「煮付け」と聞い
て、すぐに上の料理を想像できるのか疑問です。



いずれにしても、かねふく食堂の「煮付」は、
沖縄の伝統の味そのものだと思います(^.^)



かねふく食堂
〒901-0242
豊見城市字高安612-3
電話098-856-4329

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