トップページ > 入居後チェックで敷金トラブルを防ごう!
入居後チェックで敷金トラブルを防ごう!
退去する時にトラブルになりやすいのが敷金の返却。それをできるだけ避けるためには、
入居後のチェックが鍵を握っています。
もっともトラブルが多いのはクロスの張替え。
天井・壁

※ クロスの汚れや落書き、破損など
 部屋をクリーニングしたときにもっとも費用がかかるのは、壁や天井などのクロスの張り替え。

 壁の1部分が汚れたときには、大抵の場合はその面全体を張り替えることになり、費用がかなりかかります。ここで問題になるのが、入居者と大家さんとの負担の割合。

 明らかに入居者の故意や過失で汚れた場合(子供の落書きなど)には、入居者の負担になりますが、経年変化や自然損耗による部分は大家さんの負担になります。また、もとからあった汚れなどは入居者の負担にはなりません。部屋を借りたらまず、汚れなどがないか確認しましょう。
↑このページの先頭へ
フローリングの傷は簡単には直せない。
床も壁や天井と同様、クリーニング費用がかかるところ。
 和室の畳は消耗品として入居者が変わるたびに表替えをすることが多いようですが、フローリングの場合、そうはいきません。
 張り替えるためには、大掛かりな工事を必要とする場合が多いのです。ですから、あらかじめ入居時に傷がないかどうかを確認しましょう。
このとき気を付けたいのが、引っ越しの際に運送会社がつけた傷。運送会社は保険に入っている場合が多いので、見つけたらすぐに連絡しましょう。
↑このページの先頭へ
使ってみないと分からない設備、入居後すぐ動かそう。
設備機器
部屋を借りる前の下見では、電気やガスが使えないため、設備に故障がないかどうかの確認はなかなかできません。

生活しはじめたら、まず使ってみましょう。
例えば、エアコンや給湯器、換気扇など。
特にエアコンはその季節にならないと使わないことが多いですが、夏でも暖房をつけてみるなどのチェックが必要です。

忘れがちなのは、インターフォン。自分で使うことはめったにないでしょうが、いざ人が訪ねてきたら壊れていた、なんてことにならないように注意しましょう。

万が一、不具合が見つかったら、すぐに連絡することも必要です。
↑このページの先頭へ
水の流れ具合、においなどをチェック。
水まわり
設備機器と同様に、水回りの不具合も実際に生活してみないと分からないことが多いポイント。さらに、設備よりも分かりづらいことが多いので、ちょっと厄介です。

まずは、水を流してみましょう。排水口の流れ具合や、配水管の水漏れなどがチェックのポイントです。

水漏れは、放っておくと階下の部屋にまで影響を及ぼし、大変なことになるので要注意。

同時に異臭がしないかどうかも確認するといいでしょう。また、ベランダの排水口も詰まったままだと漏水の原因になるので、チェックしましょう。
↑このページの先頭へ
チェックを終えたら入居後1週間以内に不動産会社に連絡を。
チェック後
入居後チェックは、ただチェックするだけでは意味がありません。チェックし終え、何か気づいたことがあれば不動産会社に必ず連絡をしましょう。
書面にして連絡するのがベストですが、壁や床などの汚れは、書面に残しにくいので、日付入りの写真を撮っておくのがいいでしょう。
↑このページの先頭へ
トップページ > 入居後チェックで敷金トラブルを防ごう!