トップページ > 社長のあの店この店 > 琉球王国初期の王陵浦添ようどれ
社長のあの店この店

2015/04/01 琉球王国初期の王陵浦添ようどれ

縺薙ョ繧ィ繝ウ繝医Μ繝シ繧偵ッ縺ヲ縺ェ繝悶ャ繧ッ繝槭シ繧ッ縺ォ霑ス蜉

「浦添ようどれ」をご存じですか。

浦添ようどれとは、浦添グスクの北側崖下にある琉球

王国初期の王陵で、咸淳年間(1265-1274年)に英祖王

が築いたといわれています。その後、1620年に、浦添

出身の尚寧(しょうねい)王が改修し、王自身もここに

葬られました。

「ようどれ」とは琉球語の夕凪です。

 

あの世にでも行くような雰囲気の「暗しん御門」

王陵への入り口

ここに王が眠っている。

 

尚寧王は57歳で他界しますが、薩摩の侵攻を許した

王として、歴代王が眠る「玉陵」に入ることを拒み、

「浦添ようどれ」に祭るように遺言したとされていま

すが、本当は生れた地の浦添で深い眠りにつきたかっ

たかもしれません。波乱万丈にとんだ人生を送った悲

劇の国王です。

 

長く沖縄に住んでいて、その歴史には興味がなかった

のですが、ここへ来ると厳かな気持ちになりました。

 

薩摩藩は、当時の琉球王国と比べると、圧倒的な軍事

力をもっており、どうする事もできなかった尚寧王の

事を思い、自分ならどう対応したのだろうか・・・

などと考えながら、悠久の時間旅行をゆったりと満喫

することができました。

 

見晴らしも良いのでカップルにもお勧めです。

 


うらそえグスク・ようどれ館

【場   所】  浦添市仲間二丁目53-1
【開館時間】  午前9時〜午後5時
【入  館  料】  大人(高校生以上)100円
          小人(小・中学生)  50円
【休  館  日】  月曜日・12月28日〜1月3日
【電   話】  098−874−9345

名前
コメント
↑このページの先頭へ
トップページ > 社長のあの店この店 > 琉球王国初期の王陵浦添ようどれ