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社長のあの店この店

2015/05/20 浦添とんかつとんきのカツカレー

揚げ物を食べると胃にもたれる歳になりました(涙)20代の頃はとても大好きだったトンカツ。もちろん今でも好きなのですが、少し重い・・・。 と、そんなときは浦添の牧港にある「とんき」がお勧めです。この店は裏道に面していて、目立たないのですが、 昼時になると常連客や飛び込み客で行列が出来るほどの人気店で、順番待ちや相席は当たり前。それでも食べに来る理由は、その美味しさとお手頃な値段です。 ランチ700円。目の前で揚げた脂身の少ない薄い豚肉を、熱々でいただく事ができます。 本当に「サクッ!」としか表現のしようがない。油の嫌な臭いが全くしないのは、新鮮な油で揚げているのだと思います。 キャベツ千切りとの相性も抜群。すりおろしにんにくと辛しが付いていて、タレと合わせて色々なバリエーションを楽しむ事ができます。 みそ汁は家庭の味で、たっぷりの大根が入っています。健康への配慮が嬉しいですね。冷奴は箸休め。冷たい触感が、次のトンカツをより美味しく感じさせます。 (美味しさの秘訣はいつも揚げたて!) そして、是非食べて欲しいのがカツカレー670円です。これはもう絶品!肉と玉ねぎがたっぷり溶け込んでいるルーは、少しだけ辛口(もっと辛くてもOK)で、カツとの相性もよく、本格的なスパイスの香りと凝縮された旨みが口いっぱいに広がります。チェーンのカレー屋さんとは一味違う、手の込んだ味。この味と、気さくなスタッフの笑顔に会いたくて、リピーターが多いのも納得です。食べたばかりなのに、もう会いたくなる味・・・そんな(恋人のような?)とんきのカツカレー、是非ご賞味下さい。 とんかつとんき浦添市牧港2丁目47-3 比嘉アパート1F-101電話 098-876-0644 2015/05/20

2015/05/18 沖縄市珈琲だけの店・原点

「ホットですか?アイスですか?」お店にはメニューがありません。珈琲だけです。潔い・・・と言うよりは、信念だと思います。ここは沖縄市の山里にある珈琲だけの店「原点」です。 シアトル系のカフェや、コンビニの珈琲が次々とでてくるなか、従来の喫茶店がどんどん淘汰されていますが、ここは別格です。 ドアを開けると、甘い香りが出迎えてくれます。木でできたカウンター。 落ち着いたソファーや椅子とテーブル。 そしてセンスの良い調度品(ミル等)。 珈琲を淹れるマスター。  古い壁掛け時計がチクタクと時を刻み・・・、その音の邪魔をしないBGM。 それぞれが、昭和の哀愁を漂わせています。 ホット500円酸味や苦みが少ないのですが、どっしりとした重厚感の味わい。砂糖を入れていないのに、ほのかな甘味を感じます。 アイス500円アイスはクリームと甘さが加えられていて・・・これは美味しい!絶品だと思います。味が濃く、バランスが絶妙です。 お客様はマスターとの会話を楽しんだり、読書したりと様々ですが、それぞれ思い思いの居場所を満喫している感じで、まさに大人の隠れ家。珈琲に対する想いが伝わってくる・・・そんな居心地の良い空間で、自分のためだけの贅沢な時間を過ごしてみるのは如何でしょうか。 原点沖縄市山里2-9-31電話098-932-2121定休日 日曜日 2015/05/18

2015/05/16 沖縄市のビストログランシャリオ

フレンチ系のお店はちょっと敷居が高い・・・と思っていませんか?今回紹介するのは気軽にフレンチ系が食べられるお店、沖縄市泡瀬にあるBistro Grand Chariot(ビストログランシャリオ)です。ちなみにビストロとは、大衆食堂の意味です。 ランチコースは1,500円。そしてワンプレートランチは何と1,000円。安いメニューを試すと、お店の実力が分かります。ワンプレートランチをオーダー。 まずはクリームスープ。優しい味わい。玉ねぎのほのかな甘みを感じる。 メイン。オシャレな盛り付けです。パスタはほのかなカレー味で、ゆで加減もいい。グルクンとカキフライ・・・美味い!そしてビーフストロガノフ。お肉もよく煮込まれていて柔らかい。お箸で食べる事ができるので、気楽です。なにより見た目が美しい。 美しい料理と美しい女性、どちらが好きですか?もちろん僕は両方大好きです。 食後のティーも香り高く、手を抜いていない。 居酒屋やカフェが乱立し、フレンチ系のお店が苦戦する中で、上質を追及しながら、同時に気さくな雰囲気もあって、しっかりと頑張っているのが伝わってきます。  1,000円で納得の時間を過ごすことができました。次回はコース料理や、ワインと一緒にディナーも楽しんでみようかと思っています。 Bistro Grand Chariot(ビストログランシャリオ)沖縄市泡瀬3−6−15電話098-934-5303 2015/05/16

2015/05/13 沖縄ディープスポット・嘉手納1

何かが違う・・・。それは、中身の詰め替えられたペットボトルのせいではない。(※もちろん無料です) そして、 食堂には不釣り合いなソファーのせいでもない。 骨汁を食べながら、かすかに感じた違和感。そしてそれは、だんだん確信へと変わっていった。 ここは嘉手納町の嘉手納にある「千草食堂」。骨汁の文字に思わず飛び込んだ。そして事件が起きたのだ。   これが骨汁500円(安い!)。 中身は主役のダシ骨、葉野菜、豆腐、大根・・・と、ここまでは普通だ。 しかし、中に隠れていたカマボコとスパムが出てきてから事態は一変した。 そして決定的な違いが味噌味のスープ。明らかにこれまで食べてきた骨汁とは違う。そして遂に、ひねりだした答えは、沖縄食堂の定番中の定番、みそ汁の存在である。何と、これは骨汁とみそ汁とのコラボだったのだ。この料理からダシ骨を取り出して、卵を加えたら、紛れもなく沖縄食堂のみそ汁だ。これはこれで、あり・・・だと思う。 骨汁は、ここで独自の進化(?)を遂げていたのだ。「古風な大和撫子など、もうどこにもいない。」と嘆く人もいるが、良いも悪いもこうして文化は多様化していく。 様々な価値観への寛容の心。ちゃんぷるー文化とはそういう事ではないだろうか。  千草食堂嘉手納町字嘉手納289電話090-5947-0537 2015/05/13

2015/05/11 沖縄市うえはら商店のてびち汁

えっ・・?  これ食堂?最初に外から見た印象はこうでした。 ここは沖縄市中央にある老舗の雑貨店兼弁当屋、そして食堂を兼ねる「うえはら商店」です。 名称からも分かる様に、このお店はもともと雑貨商店でした。 けれどもお客様の要望で、弁当を売る様になり、さらに食堂も兼ねるようになったとの事。店は外から見た時よりも広く感じ、色々な商品や弁当が、ところ狭しと並べられています。  年配のおばちゃんに、僕 : おばちゃん、何が美味しいの?店 : 何でも。好きなのを選んだらいいさー。僕 : じゃあ・・・てびち汁ください。店 : はい、ありがとうねぇ。心のこもった「ありがとうねぇ」に、こちらこそ「ありがとう」と返したくなります。 てびち汁780円本当に大きなてびちが二つ入っていて、これがお箸でつかむとぷるぷると崩れるくらい柔らかく煮込まれています。豆腐もうまい!スープはダシ骨の濃厚な味わい。 時代の変化(お客様の要望)に対応し、お店の形を少しずつ変えていく。だけどお客様に対する「ありがとうねぇ」の想いは変わらない。変えるべきものと変えてはいけないもの。昭和のかおり満載のこのお店で、大切なものを学んだような気がします。 近くにはこんな怪しい場所も!散策も楽しい。 うえはら商店沖縄市中央1−12−12電話098-937-0320定休日第2・4日曜日 2015/05/11

2015/05/09 与那原民芸食堂の骨汁

食堂の激戦区与那原町与那原。新旧多くの食堂がひしめいていています。消費者には選択肢が増えて嬉しいですよね。今回紹介するのは「民芸食堂」です。そばを食べるつもりで入ったのですが、 「骨汁3〜5食限定」の誘惑には勝てず、結局骨汁650円を注文。  これが民芸食堂の骨汁。程よく肉のついたダシ骨と葉野菜、豆腐、大根という極めてスタンダードな内容。 葉野菜を取るとこんな感じ。 肉は柔らかく、薄目の塩味で飽きる事がなく、次々にかぶり付きたくなる感じです。そして、特筆すべきはスープです。透明なあっさり味なのですが、ダシ骨からの旨みがたっぷり溶け込んでいて本当に美味しい!塩加減抜群、雑味がなく、丁寧に仕事をしている事が伝わってきます。毎朝丁寧にダシ骨を煮込んでいるというのも納得。あっと言う間に全部を飲み干してしまいました。あっちこっちで骨汁を食べてきましたが、ここはかなりのハイレベル店で、お勧めです。 自家製麺のそばもあるとの事なので、次回は骨汁の誘惑に負けず、そばを食べようと思っています。 民芸食堂与那原町与那原433TEL:090-3802-0588営業時間:11:00〜16:00定休日:水曜日P有り(6台) 2015/05/09

2015/05/07 那覇の格安お寿司壷川さかな

お寿司を食べたいけど、給料前でピンチ。そんな経験ありませんか?でも大丈夫です。今回はお寿司を格安で食べる事ができる、那覇市旭町の、「壷川さかな」を紹介します。  国場川に面した解放感たっぷりの店内は、昼時になると近くの会社員やOLさんでアッと言う間に満席状態になります。 お目当ては600円のランチ。今回はお寿司を注文しました。  これが600円?本当にいいの?・・・って思うほどのボリユームに感激!新鮮で、なにより具が大きくて食べ応えがあります。味噌汁も魚のダシがきいていて美味い。漁協直売店だからできるこの値段と新鮮さ。 さわやかな風が、潮の香りを運んできてくれる店内で、海に囲まれた沖縄に住んでいる事を実感し、海の恵みに感謝。今度は、魚汁定食やシーフードカレーも食べてみようと思います。  壷川さかな那覇市旭町45−1電話098-868-7924休み/日曜日 2015/05/07

2015/05/04 北谷のインドカレー屋A・DANNY

何とも言えない香ばしいカレーの匂いに誘われてお店の玄関を開けると、アジア的な雰囲気の空間が広がり、ゆったりとしたソファーが印象的。 ここは北谷町北谷にある「A・DANNY」です。ランチAセット900円(税別)を注文。カレーは13種類の中からチョイス。辛さも4段階。今日は辛口で。 サラダバーがついています。このオリジナルのピリ辛ドレッシングがお勧め!  ナンの大きさに感動。熱々で、カレーとの相性抜群。ライスも付いているので、違ったテイストを楽しめます。タンドリーチキンに唐辛子タレをつけて・・・これもうまい!ビールが飲みたい衝動を何とか抑える。充分な量なのですが、ランチセットはナンがお代わりできるので、大食いの人には嬉しい。 食後のドリンク、ラッシー。優しいヨーグルト味です。 窯で焼きたてのナンは最高!  しっとりとした大人の空間で、アジアに浸りながら満足な時間を過ごす事ができました。  A・DANNY北谷町北谷2−12−6電話098-923-1958火曜定休日 2015/05/04

2015/04/30 中村家住宅は理想の住まい

僕 : いらっしゃいませ。客 : おら、家さ探しているだ。僕 : どのような物件ですか?客 : 10LDK、庭、倉庫つき動物が飼える物件だ。      探してもらえるべか?僕 : うーん・・・。かなり難しいですね。客 : そうだべか。なかなか無ぇもんだな〜。僕 : ちなみにペットは犬ですか、猫ですか?客 : 牛と馬とヤギが1頭づつ、あと豚が3頭さいるだ。僕 : えっ?・・・  と、このような物件を求めているお客様にお会いした事はないのですが、上の要件を満たす住宅見学会へ行って来ました。 北中城村字大城の「仲村家住宅」です。この住宅は今から約280年前の琉球王朝時代に建てられた家屋で、上層農家が住んでいました。第二次世界大戦の戦火を逃れ、1972年国の重要文化財に指定されました。  どっしりと石垣に囲まれた重厚感 ウフヤ(母屋)  1番座(客間)2番座(仏間)3番座(居間)内部。風通しが良い。 居間と台所  かまど  アシャギ(離れ)  倉庫 フール(豚小屋)  メーヌヤー(牛馬などの家畜小屋謙納屋) この住宅は、歴史的な文化財としての価値を持つだけではなく、南東に客間などの良い部屋を、北西側には水周りや家畜小屋を配置するなどの工夫や、夏は涼しく、台風にも強いなど機能的にも優れています。新しいものばかりを追いかけるのではなく、先人たちの知恵にこそ学べるものは多い。 見学後にお茶と黒糖ゼリーをいただく 当時の彼らの生活感に触れる事ができ、ノスタルジックに浸りながら仲村家住宅をあとにしました。  中村家住宅北中城村字大城106電話935-3500  2015/04/30

2015/04/27 那覇の癒しスポット珈琲屋台ひばり屋

緑に囲まれた空間。香の良いコーヒーを飲みながらホッコリ。 ここは、那覇の国際道りから一歩入った路地裏。手作りリヤカー屋台が印象的でかわいい、那覇市牧志にある「珈琲屋台ひばり屋」です。 国際道りの喧騒とは別世界。小鳥のさえずりと、そよ風が心地いい。カフェニコ(杏仁味のカフェオレ)を注文。 コーヒーの良い香りと杏仁の優しい味が絶妙なバランスを醸し出していて、美味しい!初めて飲む味なのですが、これは癖になりそう。 この場所は建築基準法上の道路に面していないため、新たに建物を建てる事ができません。人が1人歩く程度の小道しかなく、利用する事の極めて困難な土地だと思います。そこに手作りのリヤカーでアウトドアのコーヒーショップという発想。悪天候のときは、お店で営業ができないので、デリバリーに早変わり。この場所の特性を最大限に生かした利用方法や、仕事のやり方にものすごく共感できました。無いものを求めず、あるもので勝負をする事の大切さ。彼女のこれまでの生き方に興味を持ち、またこれまでにどんな困難があったのだろうか。そんな事を考えながら、癒しの時間を過ごす事ができました。   珈琲屋台ひばり屋那覇市牧志1−2−12理容たかまつ裏電話 090-8355-7883営業時間11:30〜19:00不定休&悪天候時 2015/04/27
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